プロフィール

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名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。

2024-09-01

頭に地図を描く

< 広瀬川・大橋 油 M10 2024-08-21 >

額の汗を拭きながら仙台駅近くから大橋の袂まで歩いてきました。涼し気な木陰に誘われて西公園に下りると、一昨日 立ち寄った絵画展でお目にかかった方に偶然お会いしました。スケッチに来たそうで ちょっと話ができました。ちょうど400年前、ポルトガル人神父と日本人キリシタン8人が殉教した碑が近くにありました。

蛇行した広瀬川が市街地を流れているせいか橋が多いようです。その中で大橋が一番気に入っています。美しいアーチ橋で 桁もゆるく湾曲していて、その先の大手門の雰囲気に合うからです。川べりに下りると、伊達政宗の霊屋(おたまや)、瑞宝殿がある丘が橋脚の間に見えました。あの手前が評定河原橋、その先に霊屋橋や大学、そして右には八木山か、と頭の中に地図を描いてみると 仙台にいる実感が更に濃くなりました。

※ 2011年9月のブログ「るーぷる仙台」のスケッチも同じ大橋です。

2024-08-01

もし電気が止まったら

< 木陰の小休止 デジタル水彩 2024-07-04 >

梅雨明宣言が出て これから暑さのピーク。梅雨の間もよく晴れて35℃を超える日があり、梅雨空が暑さを和らげるのがよく分かりました。日本近海では海水温が2℃以上高くなっているところがあるそうで、この先どんな夏になるか気がかりです。(2024-07-18)

熱中症のニュースは毎日耳にします。そうならないよう心掛けていますが、猛暑はどうすることもできません。仕事でフロリダにいた頃、家のエアコンが故障でダウン。復旧するまでの数日間の なんと長かったこと。もし広域で長時間停電になったら恐ろしい限りです。

いつもの散歩中に 木陰で休んでいる老人に会いました。草取り中の小休止だそうで、自然に逆らわない涼み方が気に入りました。街角のミストより効果がありそう。ひとこと「やぶ蚊が多くてねぇ」とこぼしていましたが。

2024-07-01

一筆書きの散歩

< アジサイの坂道 F6 油 2024-06-20 >

梅雨入りの発表はまだなのに アジサイの花の色が褪せ始めていました。少し早めに咲き出したのに梅雨入りが遅くなったからでしょうか。少し前まで五月晴れの空にアジサイが映えてきれいでした。(※ 6月21日にやっと梅雨入り)

どうでも良いことですが 散歩コースは 頭の体操を兼ねて一筆書きを心掛けています。しかし暑くなるとその方針をつい曲げたくなります。できるだけ木陰の同じ道を選んで歩きたいからです。今度のスケッチの坂道もそんな場所です。坂道の中ほどにある公園はバラに続いてアジサイもきれいに咲きます。

一筆書きの定義は「同じ線を通らない」だったと思いますが、夏の散歩に限って「同じ道でも逆向なら1回だけアリ」、と気楽に定義を緩めて方針を保とうとしています。

2024-06-01

よみがえった漁港

 < 相馬の漁港 油彩 F6 2024-04-27 >

久しぶりに長距離を運転して 夕方 相馬に着きました。疲れたせいでよく眠れました。相馬は 学生時代に集まりがあって来たことがあります。半世紀以上も昔のことだし、東日本大震災では大きな津波にも襲われています。初めて来たのと同じ感覚でした。

朝、宿から坂道をぶらぶら下って港に出ました。土曜でしたが人影はなく、寂しいほど静かでした。干潮になっているようで湾内から外洋に早い潮流が見えました。海からひんやりした湿った空気が流れてきて、やっと相馬の漁港に来ていることを実感できました。どんな漁をする船か分かりませんが、岸壁に係留された何隻もの船体とフェンダーが、白と黄に輝いていました。物揚場のコンクリートも 昨日出来上がったばかりのような白さで、若々しい漁港によみがえったようでした。

2024-05-01

海軍道路の老桜

< 「老桜の並木」 デジタル 2024-04-07 >

このあたりは平年と比べ  2月は暖かく 3月は寒くなった。そして桜の開花は平年より1週間ほど遅れ 4月に入ってしまった。満開の桜の悠然とした姿はいつもと変わりませんが、桜にすれば 気温が順調でなかったのは けっこう辛かったのかもしれない、とつい同情してしまいます。

ふと思い立ち横浜市 西部にある、通称「海軍道路」沿いの桜を見に出かけました。戦前、横須賀海軍資材集結所があり、引込線とともに造られた道路だそうです。南北に真っ直ぐ延びる2.5kmほどの桜並木は すでに老木化していて、一部が伐採され切り株になったものも多くありました。時の流れでしょう。蘖(ひこばえ)が小さく花を付けているのがあって、桜の逞しさも感じました。案の定、道路は渋滞。電車とバスで来た恩恵なのか、のんびり花見ができました。