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名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。

2024-08-01

もし電気が止まったら

< 木陰の小休止 デジタル水彩 2024-07-04 >

梅雨明宣言が出て これから暑さのピーク。梅雨の間もよく晴れて35℃を超える日があり、梅雨空が暑さを和らげるのがよく分かりました。日本近海では海水温が2℃以上高くなっているところがあるそうで、この先どんな夏になるか気がかりです。(2024-07-18)

熱中症のニュースは毎日耳にします。そうならないよう心掛けていますが、猛暑はどうすることもできません。仕事でフロリダにいた頃、家のエアコンが故障でダウン。復旧するまでの数日間の なんと長かったこと。もし広域で長時間停電になったら恐ろしい限りです。

いつもの散歩中に 木陰で休んでいる老人に会いました。草取り中の小休止だそうで、自然に逆らわない涼み方が気に入りました。街角のミストより効果がありそう。ひとこと「やぶ蚊が多くてねぇ」とこぼしていましたが。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

麦わら帽子に日除け蚊よけのの長袖シャツと作業ズボン、携帯型の蚊取り線香、地下足袋を除けばまるで私の自画像を見ているようです。
近くのレジャー農園では早朝5時過ぎから草取りや水まきをする人たちが三々五々集まっています。農園を過ぎると森の小道は早朝からセミの大合唱、草むらからトカゲが走り抜け、その先の田んぼではシオカラトンボが編隊を組んで飛んでいる。肩で息をするというような今年の夏の暑さの中で、早朝からの一仕事を終えほっとした雰囲気がこの絵から感じられます。この辺りはきっと古い瓦屋根や木立に包まれた家が混じり合い、昭和の名残を残しているのだろう。「降る雪や明治は遠くなりにけり」と詠んだ歌人がいたが、今ならさだめし「炎熱や昭和は遠くなりにけり」だろうか。
扇風機とうちわが大活躍しエアコンが贅沢品だった頃の夏、しつこさを感じなかったあの頃の暑さが懐かしく感じられる。(M)