厚木から8Kmほど上流の相模川の河原に行きました。毎年ゴールデンウィークの頃、相模大凧の一つが揚げられる広場に車を止め、スケッチポイントを探しているうちにたどり着いたのが今日の「小さな入江」です。自然にできたのかどうかは分かりませんが、少し大きめな釣り堀という感じです。リタイア組らしき何人かが 釣りやら将棋台を挟んで気ままに愉しんでいるふうでした。
両岸から糸が何本か張ってあったので何かなと訊いてみるとカワウ対策だそうです。釣り人にとってカワウは強敵だ。「いまは来ないけどね」。鮎を狙って別な場所へ出張してるみたいでした。堤の上の遊歩道で描いている3、4時間眺めていたわけですが、釣り人たちは静かに淡々と時間を過ごしているふうで、梅雨の合間の実に平和な光景でした。