柴又の帝釈天、一度出かけてみようと思っていた。境内では丁度節分の豆まきが行われるところだった。舞台には裃を着けた大勢の年男や年女、それに場所がら寅さんに扮した人まで登場した。鬼払いの寸劇が終わってから豆まきになり、飛んできた袋を3個ばかりキャッチできた。これで今年は鬼が払えた気分になった。この日を狙ったわけではなかったが、意外なことが起こる日々の面白さを感じた。
電柱がないすっきりした参道は、御影石(だろうか)で舗装されていて、「男はつらいよ」の雰囲気より洗練されて見える。テレビドラマなどの舞台になったりして短期的に観光地化するところがあるが、ここはもう風格があると思った。最初に紹介され国民的映画になってからもう40年経つのだからそういうものか。さて草だんごを食べてから帰るとしよう。