< 習作・街のイメージ デジタル by procreate 2019.6>
展示中だった友人の絵を見に埼玉県まで出かけました。2回乗り換えがあって片道約1時間半の電車の旅です。持参した読み物に飽きると、ぼんやり車窓から街を眺めたりしました。どんどん後ろに飛んでいく街の景色は取り留めないものですが、瞬きをするとコマ切れになって静止したように見えます。各コマにどことなく共通点があって面白くなってきました。こんなことをしていると1時間半ほどの乗車もそれほど悪くないです。声は出さないので近くの乗客に迷惑はかからないし、変わった客がいるなぁとかえって楽しんでもらえたかもしれない。帰ってからその時のイメージをタブレットを使って描きました。
美術館で絵を見たあと、公園の一角にブルーシートを敷き、集まった気の置けない仲間とやった酒盛りは愉快で疲れが取れた気分でした。帰り道は夕方の通勤ラッシュに巻き込まれ、車窓を楽しむ余裕は生まれませんでした。