< 習作・街のイメージ デジタル by procreate 2019.6>
展示中だった友人の絵を見に埼玉県まで出かけました。2回乗り換えがあって片道約1時間半の電車の旅です。持参した読み物に飽きると、ぼんやり車窓から街を眺めたりしました。どんどん後ろに飛んでいく街の景色は取り留めないものですが、瞬きをするとコマ切れになって静止したように見えます。各コマにどことなく共通点があって面白くなってきました。こんなことをしていると1時間半ほどの乗車もそれほど悪くないです。声は出さないので近くの乗客に迷惑はかからないし、変わった客がいるなぁとかえって楽しんでもらえたかもしれない。帰ってからその時のイメージをタブレットを使って描きました。
美術館で絵を見たあと、公園の一角にブルーシートを敷き、集まった気の置けない仲間とやった酒盛りは愉快で疲れが取れた気分でした。帰り道は夕方の通勤ラッシュに巻き込まれ、車窓を楽しむ余裕は生まれませんでした。
2 件のコメント:
元宇宙飛行士の毛利さんがどこかで子供の頃の話をしていました。僕が歩いているのに、お月様って同じところにいるんだよね。父「君にずーーと付いてきてくれているんだよ」母は次の日天体望遠鏡を買ってきました▼いわれてみれば、電車の窓の近景を中心に考えると、消失点は電車と一緒に並行移動するんだよね。つまり、瞬きした瞬間瞬間の印象を合成したとすれば、多消失点の遠近法になる▼山下清の美術館で、多消失点の麦畑だかの絵を見た時不思議な感じがあ。ったけど、自分が動いているんだ!! と思えば納得。この絵の初見は「あれ! キュビズム?!?!」と思ったけど。ありがとう▼秋には iOSに変わって、iPad 専用のOS iPadOSが登場します。だいぶPCに近づくみたい。
多消失点の遠近法、カッコいいね。偶然それに近いものになったのかな? 意図してはなかなか描けないので、犬も歩けば、、、なんだろうか。視点を変えてモノを見たいものです。
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