喜多方には親類を訪ねときどき出かけています。周囲の人達には、行き先を会津といったり喜多方と言ったりしますが、正確には喜多方です。なにせ会津は神奈川県の2倍以上の広さがある地域ですから。今年はヒメサユリ(睡蓮の花のような淡いピンク色に咲くユリ)が咲く6月に行ってきました。
蔵と桐、それに喜多方ラーメンで知られています。滞在中はこれまで、山菜採りやキノコ狩りのような山歩きを楽しんできましたが、最近はもっぱらスケッチに出歩いています。このときは、町を取り囲む水田が東の丘陵にぶつかる辺りにある古い神社に出かけました。日影を選んで描いていたら、通りすがりのお婆さんが「立派に描いでくなんしょ」と声をかけてくれました。このときばかりは"会津"に来ているんだなあという思いでした。
この絵はその折に描いた、かつて味噌醤油の醸造業で財を成したという店の裏道です。表通りにくらべると一昔前の町の雰囲気が残っているみたいですが、ちょっと歩いただけでも解体中の蔵や家屋があって、ゆっくりですが変わりつつある町のようです。
蔵と桐、それに喜多方ラーメンで知られています。滞在中はこれまで、山菜採りやキノコ狩りのような山歩きを楽しんできましたが、最近はもっぱらスケッチに出歩いています。このときは、町を取り囲む水田が東の丘陵にぶつかる辺りにある古い神社に出かけました。日影を選んで描いていたら、通りすがりのお婆さんが「立派に描いでくなんしょ」と声をかけてくれました。このときばかりは"会津"に来ているんだなあという思いでした。
この絵はその折に描いた、かつて味噌醤油の醸造業で財を成したという店の裏道です。表通りにくらべると一昔前の町の雰囲気が残っているみたいですが、ちょっと歩いただけでも解体中の蔵や家屋があって、ゆっくりですが変わりつつある町のようです。