< 稲刈りの頃・海老名 F6 >
こんどの絵、海老名市街の南、小川が流れる田んぼが残っている辺りで描きました。8月、風の道を観察した近くです。いまは、刈り入れを待つばかりの田んぼや、もう刈り取りが終わって稲藁が三角に束ねてあったりでした。隙間から”稲孫(ひつじ)”の黄緑色が見えましたが、弱々しい色です。これももうすぐ枯れて見られなくなるのでしょう。こう考えると、身近な生活圏にも季節が流れているのに気づきます。清少納言流に言えば「いとおかし」でしょうか。それにしても川で釣りをしている人が多いのは高齢化と関係ありそう? そういえばスケッチしている私も同じですね。