< 2020-コロナ 2020.3.29 デジタル >
どこかで好転するのじゃないか、そんな気持ちが正直ありました。しかし1ヵ月の間に考えが甘かったことを知らされました。世界中でどんどん感染者数が増えるのは まるで悪夢です。久しぶりに孫たちに会えるはずだったのが、あっさり消えてしまいました。その気持ちが現れたわけでもないですが、今回のスケッチは暗くなってしまった。何か記憶しておかなくてはと思ったのです。
16世紀のフランドルの画家、ピーテル・ブリューゲルの「バベルの塔」が心のどこかにあったのは確かです。創世記のある話がテーマになっているらしいですが分かりません。しかし、このコロナウィルスのパンデミックは、グローバルエコノミーが生み出した副産物のような気がしてなりません。世界的な経済活動と、それに伴う人々の動きが感染を拡大させたからです。グローバリズムの元祖アメリカがウィルス発生地の中国に、初動対応の失敗が原因だったと非難するのはおかしいですね。そんなことより、一致団結してこの状況を少しでも早くコントロールモードにしなくては。特効薬は不要不急の外出自粛しかなさそうです。