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一ヶ月ほど前、散歩の折り返し点の公園で、女の児が屈んで落ちたツバキの花を集め 一列に並べていました。ツバキは花びらを散らさないで まるごと花が落ちるので 面白いと思ったのかしら。母親が近くのベンチに座って見守っている安心感からか、足を止めてじっと眺めていても 手を止めません。花の形や色はしっかりしているので 集めるとたしかに綺麗です。完成した作品が すでにこの児の頭の中に出来上がっているのでしょう。
その場から離れるころには 頬が緩んでいました。歩きながら こういう平和な場面の大切さと、決して壊してはならないという思いがはっきりとしてきました。