横浜港周辺の新旧が見渡せる”象の鼻”の防波堤(勝手に名前を付ければ”象の鼻”岬でしょうか)からの眺めは好きです。開港の昔には、沖待ちする船との間を行き来する荷船を波から守ったようですが、いまでは 後から造られた埠頭に取り囲まれているため、防波堤としてよりは史跡として残っているだけのようです。その先端からは、入り江の先に市街地の建物がよく見えます。午後、市街地に日が傾き始めると、それまで平面的だったビル群の陰影がしだいに濃くなって、浮かび上がるように見えます。なんど見ても見飽きません。横浜のシンボルと言われる3つの塔、キング、クイーン、ジャックの塔のうち、2つ見えるのも横浜の風景らしいかなと思います。見えるのは、神奈川県庁のキングの塔と横浜税関のクイーンの塔の建物です。ジャックの塔の開港記念会館は建物の陰になっています。