プロフィール

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名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。

2013-01-29

シクラメンの季節

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  家から見える大山や丹沢山系が1月14日の雪から白くなっています。そのせいもあって朝日があたる午前中は山の重なりがよく分かり、手前の大山から奥の丹沢山へと、山塊の深さがよく分かります。さらに左に目を転ずると、グラニュー糖を被ったように真っ白に輝く富士山。長年見ていても飽きません。四季折々の自然の演出を嬉しく思います。

  安倍政権の呼び声が高くなり始めた頃から、円安、株高が進みだし、その傾向がいまだに続いているようです。最近読み終わった本、スタンフォード大学の有名講座(心理学)「スタンフォードの自分をかえる講座」的に解釈すると、「国の借金に目をつむり、どんどん金を使って景気を良くしようという掛け声に、なにか良いことが起こりそうだと感じ取った人々の脳の報酬システムがオンになって、溢れだしたドーパミンが、円を売れ、株を買えと囁いている」のかもしれません。さて今年はどんな1年になるでしょうか。
  

2013-01-01

海岸通り裏

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  2013年がスタートです。近ごろは正月になれば、"ま~た新しい年が始まったのか" と少し後ろ向きな思いを持ってしまいます。どうしてか? 答えは簡単で、年をとったからでしょう。その答えに何とか抵抗しようと、あがくもう一人の自分がいます。10年後の姿を想像して、"いや、(今なら)まだまだやれるのだ" と自己暗示をかけるのです。それで少しでも前向きになれたら儲けものです。でも、それも健康であってのこと。適度に忙しくしながら暮らしたいものです。

  今日の1枚は横浜、大さん橋近くにある"象の鼻"波止場の一風景です。開港150年を迎えた数年前までに辺りはピカピカに一新されました。新港埠頭の赤レンガ倉庫や象の鼻パークなどです。そういう所に、昭和のかおりが残っている一角がありました。横浜は戦後10年ほど米軍に接収されましたが、それほど古くはないにしても、周囲がこざっぱり新しくなった分、浮かび上がったみたいでした。それにしても、デニムのオーバーオールを着た人がビールを片手に、日差しの中で海を眺める光景は、どこかアメリカっぽくて横浜に合うようです。