< 安曇野展望(池田町・望美術館前) F10 >
このシリーズ3作目、といってもこれで終わりですが、展望美術館(正式には池田町立北アルプス展望美術館)のすぐ前から眺めた安曇野と有明山、さらにその先の北アルブスです。6月10日「初夏の安曇野」に載せたスケッチを油絵にしました。明るい午後の陽が田植えの終わった田圃に映って眩かったです。
こんど来るまで、安曇野は田圃や林が殆どで、緑のなかに農家が点在するイメージを抱いていましたが、おもった以上に建物が多くて驚きました。事業を行う工場や事務所などもあって、ここも変貌途中にあるのだと印象を強くしました。
スケッチポイントを探す折に、平地からやや上がった所にある集落に迷い込んだりしました。細くてくねくねした道を通りぬけながら、山からの水が集まる平地ではなく、やや高いところを選んで住んだ昔の人達の知恵に感心したりしました。