世界の目の前で始まった ロシアの武力侵略から1年、激し戦争がいまだに続いていて、遠く離れていてもやりきれない気持ちです。その不条理さで鬱々とした気分が消えませんし、 毎回のスケッチも つい戦場のウクライナに向くことが多いです。
ウクライナの風景は、昔の映画、「ひまわり」や「屋根の上のバイオリン弾き」からのイメージが強いです。抜けるような青空の下に、見渡す限り広がるひまわり畑は、戦争の後の 平和の象徴のような風景です。権力によって故郷を追われた人々が、雲が垂れこめる冬空の下、ぬかるんだ道をとぼとぼと歩くシーンも忘れられません。これからどんな風景になるでしょうか。