プロフィール

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名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。

2015-03-15

ニコライ堂-雪の朝 (続)

< ニコライ堂・雪の朝 油彩 F6 >

ラジオの「きょうは何の日」でニコライ堂、正式な名前では東京復活大聖堂が1891年のきょう(3月8日)竣工したと言っていました。いつもなら聞き逃してしまうところでしたが、ちょうどこの絵に取り掛かっているときだったので気づきました。関東大震災で被災し、その後修復されたあとは空襲を免れ、今日で124年になるわけです。たぶん今ではこの界隈で一番古い建物になっているように思います。

この風景は聖橋の南東の袂、淡路坂の入り口辺りから南を望んだものです。歩道の向こうが本郷通りで交通量はけっこうありました。タクシーが通ると、こんな天気のせいか風景がパッと暖かくなるようでした。さてその雰囲気が少しは出たでしょうか、、
 

2015-03-01

ニコライ堂-雪の朝

< ニコライ堂-雪の朝  水彩 >

日増しに暖かくなって雪の時期はそろそろ終わりです。去年の大雪は大変でしたが、今年のように雪の予報が出ても実際は雨だったりというのも拍子抜けです。去年に懲りた気象庁の後遺症でしょうか、微妙なときは影響が大きいほうの予報を出す、分からないでもありません。

この朝もそうでした。御茶ノ水に出る予定があったので、ついでに雪のニコライ堂を見てみようと回り道をしました。生憎、到着した頃には雨になっていて、シャーベット状になった雪が歩道や植え込みの陰に少し残るだけでしたが歩道を歩く人達は寒そうでした。広重の”東海道五十三次・蒲原”のような景色をという期待は叶いませんでした。