< 信濃川上駅前 水彩 F6 2022.8.22 >
千曲川の最上流に川上村があります。この夏、そこの信濃川上駅に寄った時のスケッチです。1年前に建て替えられた駅舎の日陰に陣取って2時間ほど描きました。目の前の「千くまあがた 川上郷は 川原も 山かたはらも 月見ぐさの国」と刻んだ碑の横に、二宮金次郎の石像が立っていました。どうしてここに? 古い小学校にあるものと思っていました。左手に、赤さび色した屋根の家がありました。人の気配がしない静けさが、人々が賑やかに往来した昔を想像させます。
後ろで声がするので振り向くと 二人の青年が何やら喋っていました。インドネシアから来た農業研修生だそうです。てっきりレタス栽培の仕事かと訊ねると、ホウレンソウだそうです。休みで数駅先の町に出かけるとか。電車はまだ1時間以上あとでしたが。
= 絵手紙も =