20年ぶりぐらいか、ロープウェーに乗って箱根・駒ヶ岳に登りました。秋休みで遊びに来た中学生の孫と一緒です。昭和の雰囲気がするロープウェーでしたが、建物に覆いがしてあり、どこかリニューアルしている様子でした。頂上から眼下に見える箱根の西半分は、紅葉にはもう少しかかりそうでした。神山へのハイキング・トレイルは閉鎖中、しかたなく傍のベンチに腰掛け、のんびりと お握りのランチタイムにしました。紅葉を見られないまま芦ノ湖畔に下りました。低くなってきた陽が空や雲をトキ色に輝かやかせていました。ヒンヤリした空気と相まって やっと身近に秋を見つけた気がしました。
プロフィール
- kazros
- 名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。
2023-11-01
2023-10-01
宿場町の雨に惹かれて
< 奈良井の通り雨 油彩 F10 2023.09.23 >
ざる蕎麦と五平餅で昼をすませて徳利屋から出ると、低くなった雲から糸を垂らしたような雨でした。奈良井宿に着いた頃は薄日が差して、観光客が三々五々街道筋を散策していましたが、思わぬ雨が人々を店の中に追いやったようでした。傘を差して未だ落ち着く場所が決まらず立ちすくんでいる人もいました。店の軒下で雨宿りしながら、美しい雨の雰囲気を楽しめました。小1時間で雨が上がると、人々がまた街道筋に戻って来て、雰囲気も まるで舞台が江戸時代から現代に戻ったようでした。
奈良井は、観光関連の仕事をする家はざっと見た感じ半分くらいでしょうか。仕事や買い物に使う車が裏に止めてあり、時々街道筋を車が走っていましたし、喪中の張り紙も見ました。これが生活と観光が共存する”生きた博物館”なのだと思いました。
2023-09-01
20余年の人生
< ツバキ遊び F30 油彩 2023.08.29 >
いちど行ってみたいと前から思っていた、長野県上田市にある無言館(戦没画学生慰霊美術館)を訪ねました。セミが鳴く 雑木林の丘にひっそりと佇む コンクリート作りの小さい美術館でした。絵の具が剥がれたものや 未完と思われる絵もあり、80年ほど前の 画学生が生きた時代の状況が伝わってきました。故郷の風景、家族や妻をモデルにしたものもあり、本当のことは分らないものの、愛する人たちを残し戦地で命を落とすことになった画学生を思うと、残された絵に 作者の20余年の人生が深く投影されているようでした。街の美術展を見るのとは違った機会になりました。
4月のデジタル ペイント版のスケッチ(同題名)をもとに油絵具で描きました。まだ寒かった3月の光景を、ことのほか暑かった8月に描くのは 気持ちの上でつらかったです。ともあれ 描き終わったときには、猛暑が陰り始めていました。
2023-08-01
記憶の中だけになったパン屋さん
私の住む辺りでは、7月の猛暑日がすでに8日間で(7/28現在)、去年同月の1回と比べて突出しています。理由は、梅雨明け前によく晴れたとか、エルニーニョが発生したから などと云われていますが、どう関連するかよく分かりません。ただ連日35℃を超えると外出は厳しいです。
これまで何度か行った 北杜市 清里の”megane” が今回のスケッチ。”メガネ”でもパン屋さんです。
木立の中の小さくて落ち着いた、覗いてみたくなる店でした。いまは、隣の広い畑だったところに建てられた 大きくて斬新な屋根の店舗に移りました。そんなわけで、わたしの「森のパン屋」さんは もう記憶の中だけのものになりました。
暑さから逃れ しばし こんな森の中で過ごしてみたいものです。
2023-07-01
いつもの暑い夏
< 滝沢牧場の夏 2023-06-29 油 F6 >
いよいよ7月、梅雨が明ければ輝く太陽に焼かれる季節です。コロナもじわじわと増加中と聞きますから、今年はどんな夏になるのでしょう。ニュースでは世界的に異常気象が日常茶飯事になっているようですから、「いつもの暑い夏」で済めば、よかったね ということになるのでしょうか。
スペインのセヴィリアでは熱波にもネーミングしたと聞きました。ハリケーンや台風みたいです。それは 異常気象が日常化したという証なのかもしれません。窓が小さい石造りの家はいったん温まると大変でしょう。昔の日本家屋のような風通しのいい家は悪くないかもしれないです。
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