プロフィール

自分の写真
名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。

2024-07-01

一筆書きの散歩

< アジサイの坂道 F6 油 2024-06-20 >

梅雨入りの発表はまだなのに アジサイの花の色が褪せ始めていました。少し早めに咲き出したのに梅雨入りが遅くなったからでしょうか。少し前まで五月晴れの空にアジサイが映えてきれいでした。(※ 6月21日にやっと梅雨入り)

どうでも良いことですが 散歩コースは 頭の体操を兼ねて一筆書きを心掛けています。しかし暑くなるとその方針をつい曲げたくなります。できるだけ木陰の同じ道を選んで歩きたいからです。今度のスケッチの坂道もそんな場所です。坂道の中ほどにある公園はバラに続いてアジサイもきれいに咲きます。

一筆書きの定義は「同じ線を通らない」だったと思いますが、夏の散歩に限って「同じ道でも逆向なら1回だけアリ」、と気楽に定義を緩めて方針を保とうとしています。

2 件のコメント:

okazu さんのコメント...

とても力強い構図が良いですね。アジサイを描くとそれを主人公にしたくなりますが、坂道とそれを覆う森を力強く描きながらも、アジサイにも「私も見て」と物を言わせている。どっちも主人公ですね。

匿名 さんのコメント...

初夏の光が新緑の上を流れ下り、その先のアジサイは大きな水の泡を作っているようだ。白い小径はまるで小川のように見え,ふと「緑蔭 幽草 花時に勝る」を思い出した。北宋・王安石の初夏即時の一節。「初夏の緑の木陰のひっそりした草の茂みの美しさは、春の花の美しさに勝っている」という一歩引いた美の表現だ。今年の梅雨時の異常な暑さは初夏の趣や時の移ろいの楽しみをどこかに吹き飛ばしてしまった。最近「タイパ」「コスパ」に続いて「スペパ」という時間・費用についで空間の効率重視言葉が流行っているという。「とかく目立つものに飛びつきじっくり味わうこともなく使い捨てて行く最近の風潮」は気になるところ。お天気もタイパ志向だろうか?今回の一筆書きウォーキングの絵は一服の清涼材のようだ。(M)