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名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。

2021-07-01

騒々しさはどこから?

< アジサイ SM 2021.6.23 >

コロナのワクチン接種に続き五輪の開き方を巡って騒々しい6月でした。収まるどころか 混乱が増しているような気もします。制限しながら観客を入れることが やっと決まりましたが、直行直帰で途中の飲酒は禁止とか、まるで子ども扱い。飲食店主がため息をついていました。何のための五輪開催なのか分からなくなっています。

いっぽうデルタ株(発見国名から変わった)の感染は、波紋がじわじわ広ろがるようで、専門家たちは気を揉んでいます。今後の状況は 感染がコントロールされるかどうかに依るのでしょう。しかし ワクチン効果によって落ち着くほうに賭けるのは 楽観的過ぎる気がします。 平和の祭典とも言われる五輪ですが、もはやこの喧騒から心を穏やかにしてくれません。せめて梅雨空に佇むアジサイの花に 癒されたい。

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< アジサイ 版画 1970年代 >
   

2 件のコメント:

おおこうち さんのコメント...

もちろん、自分も含めてなんだけど、日本人の戦略思考のなさ、、、こうも見せつけられると嫌になる。この性向はどこからきたんだろうか。学習要領を変えるとなんとかなるもんだろうか // 「版画」いいねぇ。懐かしいなあ。ついついデジタルに走ってしまうけど、木版によるあのマチエール。なかかなデジタルでは真似できんだろうなぁ。

水野隆司 さんのコメント...

アジサイを紫陽花と命名したのは白居易だと思っていた。ネットで念のため調べると別の花を紫陽花としたらしい。そう!アジサイは日本固有種でしたね。子供の頃庭のアジサイに踏み込んで枝を折ったことがあった。怒られないようにそっと挿しておいたら翌年葉が出ていて不思議だった。不勉強と事実隠蔽の原体験。「日本の8月はスポーツに最適な季節です。」「福島原発は完全にコントロールされています」とオリンピック招致演説した人、「コロナの切り札はワクチンだ』といいつつ第一次緊急事態宣言から1年以上過ぎてファイザー社の社長にワクチン提供の電話をした人。ここにも不勉強と事実隠蔽。こんなリーダーが現実の姿では困りますね。この国では「緊急事態」が言葉だけで上滑りしているのではないだろうか。「若者よ!立ち上がれ。ガラパゴスから抜け出せ!」加えて「選挙はサボるな!」