プロフィール

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名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。

2018-08-01

穂高川に沿って


< 穂高の疏水 F10 2018.7.3 >   

晴れて暑かったので、木陰でいい場所はないか探しましたが、見つかりませんでした。木陰を諦め腰を落ちかせたのが安曇野市穂高の清流が合流する所。ワサビ田が点在する地区です。静かな佇まいの集落のむこうに有明山が見えました。

描き始めて、ここは地元の人がやってくる場所だと気づきました。トラクターを駐めてホースを洗いにきた青年。むかし転勤でこの街に来てそのまま住んでいるという人は、今日は釣れないと言いながら愉しそうに話していきました。軽トラで通りかかった農家の人は、私の車のプレートを見て、若い頃に近くに居たことがあるが、戻って来てからもう30年だと懐かしく話す。

午後になってジリジリ照りつける陽にたまりかね、左手のパレットを傘に持ち替え、右手に筆の二刀流でしばし奮闘しました。
  

2 件のコメント:

おおこうち さんのコメント...

このスケッチ旅行は、殺人酷暑のくる直前だったよね。この時も暑かったかもしれんけど、2-3日遅れていたら、どんなことになっていたか。。。台風13号はちょっとかすった程度だったけど、この後またあの暑さがくるんだってね。参った参った。しばらくは家でじっとしているしかないかもね▼ところで、この景色を縦位置で描いたのは、山と両側からくる川の景色を強調するため? 最近、常用していた70mmのカメラが暑さのためかいかれてしまい、昔の50mm のカメラで散歩をしているんだけど、ちっとも撮影意欲がわかなくて困っている。花や虫を撮ったらいいのか、景色がいいのか、おそらく目が70mmになってしまっているで、50mmの画角に違和感があるんだね。この絵も、標準よりちょっと寄った、中望遠のような気がする。おそらく、有明山に惹きつけられたんだろうね。

kazros さんのコメント...

月29日に甲信越の梅雨明け発表を聞いたので出かけたわけだけど、そのあと西日本豪雨があったり反時計回りの台風が来たり大変だったね。幸い13号は上陸しないで去ってくれたけど これから何があるのかな。熱中症で亡くなった人、すごいよね。地震、豪雨、台風と同列で「危険な猛暑」も考えないとね▼夏の安曇野って何だろうと考えて、水と有明山にたどり着いたわけ。振り返ってみると、カメラマンのようにややこしいことは考えないで、自然とこの構図になったみたい。悩まないでラッキーでした。