プロフィール

自分の写真
名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。

2023-01-01

希望のともしび

< 祈り デジタル 2022.12.17 >

太陽光発電はありませんが、天気がよい日は窓ガラスを通す陽ざしで暖房は要りません。しかし雲が陽ざしをさえぎると、途端に暖房が欲しくなるこの頃です。

ふと電気を奪われたウクライナの人たちのことを想像しました。そんな時に描き出したのが今度のスケッチ。はじめ火が灯ったロウソクの素描でしたが、ついこの二人を入れたくなりました。このほうが寒さを表しやすいと思ったからです。かといって悲愴な感じにはしたくありませんでした。モデルはいませんから、これ以上は描けそうになく、粗くて拙いまま掲載しました。

新しい年を迎えました。今年も健康に過ごせるようにとの願いは、歳とともに強くなっています。そして不安定ながらも世界の状況に一条の光が見えてくることを祈ります。

2 件のコメント:

おおこうち さんのコメント...

最近「能力、脳力、気力」は「筋力」と強い相関があることを実感しました。ということで、今年の目標は「筋力の維持」に決定。「増強」としなかったところが、控えめな私らしくていいと自賛。しかし、しかし、新年の新聞記事にありました。英国の大規模な調査では「年頭の誓いの9割は挫折」... やっぱり。。。頑張らなくては。おそらく今年も自衛・自粛が続くと思いますが、よろしくお付き合いを。

Mizuno さんのコメント...

ウクライナへのロシアの侵攻は2年目に入り、先の見通せない状況への苛立ちを表現するすべが見つかりません。
この寒さの中、ろうそくの炎が照らす狭い世界にわずかでも安らぎがあればと切に祈ります。

「ろうそくの炎」と聞くと高島野十郎氏の絵を思い出します。以前、目黒区美術館の回顧展で「ろうそく」だけを
描いた油絵が何点か展示されていました。暗くした展示室に一本のろうそくの絵が何枚も何枚も・・・。

漆黒の背景に描かれたろうそくの炎は、見る人の心を深く吸い込み、そして心の不安を忘れさせてくれます。
願わくは、避難所や地下壕でじっとろうそくを見つめる人々に、束の間でも心の安らぎが訪れることを。

そしていつか平和が訪れた時に、ロシアの一般市民が上から目線でウクライナを見ていたことを思い出してほしい。(M)