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名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。

2021-04-01

パンデミックという異郷

< コロナ・4 デジタル 2021.03.21 >

先日「五輪・パラ 海外客断念」と一面に出ていました。本来の五輪は開けるのでしょうか。「宣言をだすことがないように対策をしっかりやるのが私の責務」と首相は答えたようですが、実が見えないので頼りない春風のように聞こえました ▼ ワクチン接種が進んでいるイギリスやアメリカ、夏以降はこれまでの日常へ急回復するのでしょうか。

コロナ・パンデミックとは関係ないですが、油絵に代わりデジタルのスケッチを載せています。今回で4作目。テーマは前回に続きコロナ ▼ だいぶ前ですが友人にショーン・タン作の絵本「アライバル」を見せてもらいました。奇妙な異郷に暮らし始めた孤独さが漂う絵とストーリーを憶えています。いまはパンデミックという異郷の中にいますが、いつか仲間や家族と普通に会え、安堵する日が来るのを待っています。
  

3 件のコメント:

おおこうち さんのコメント...

確かに、タンのイメージありで、いままでとずいぶん雰囲気が違う。勝手なことをいわせてもらうと、この雰囲気で、オリンピック断念までの流れを絵本にしてもらうと面白いものができそう。いやいや、冗談でもそんなことをいったら怒られそうだ // 聖火リレー走者の「作ったような」笑顔をみると、無理しているようでちょっと可哀想になる。走るのを断れない芸能人もいるんだろなぁ。

kazros さんのコメント...

おおこうちさん、今度のベースになったのは写真。それにスケッチを組み込みました。作者自身も出演できたし面白かった。感じたように表現しようとすると色んな手段が使えるほうが良い。デジタルはこの点 強力なツールです。▼ 森さんの辞任で終わりかと思ったドタバタ劇、この前は開閉会式でおこってしまったね。バンクシーならどんな落書きにを描くんだろうか?

水野隆司 さんのコメント...

二人の男たちの会話には興味があります。
本当に東日本大震災から日本は回復しているのだろうか?
福島原発は完全にコントロール下に置かれているのだろうか?
コロナに打ち克った証としてオリンピックをやると言っているが、
その対策を具体的に効果のある形でやっていたか??口先だけではなかったか。

この二人の住む世界の遠くに見える光は、さらに遠ざかって真実を隠してしまうか、
それとも近づいて不安を払拭し新しい道を照らすのか?
ぜひ後者であって欲しい。T.Mizuno