< コスモスの咲くころ P10 >
近くに住む外国人の若夫婦に、今月はじめての赤ちゃんが誕生です。わたしが住んでいる団地は、近頃、老齢化が進んでいることもあって一際明るいニュースです。これから長く生きていく赤ちゃんにとって世界が平和であることを願いたくなります。「花を描いて欲しい」というお母さんの気持ちもきっと同じでしょう。
先日、富士山の初冠雪が発表になりました。神奈川県の中央部からも白くなった頂きがよく見えました。この初冠雪は時候の言葉なのでしょうか、カレンダーの季節よりしっくり来ます。さて、これからはコスモスに代わって紅葉が目を楽しませてくれるようになるのでしょう。
2 件のコメント:
お母さんは確か帽子をかぶっていた。。。。勝手な妄想で、帽子が飛ばされないように手を頭に置いているとインプットされていた。考えてみると、川上澄生の「風になりたや」を思い出していたんだねぇ。そうだ、あれは初夏の絵だった。子供にとっては、宝物になりそう。そう思ってくれるのは10年後?、あるいは20年後かもしれんけど....(^^;
さて、どおだろう。コスモスを好きになってくれてもいいし、いつか大山と富士山が見えるところに思いを馳せてくれてもいい。正直なところ、どっかにちょっと残ってくれたらという気持ちだね。「風になりたや」と繰り返す詩はいいよね。帽子が飛ばされないようにしてるところとか、パラソルを持った手でスカートの裾を気にしてる絵(版画)は、今でいうと「やらせ」っぽい感じがする。やはり絵(版画)より詩が初めにあったからではないだろうか。その点、この絵にはそういうものは何もない。ただ絵のみ。
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