カラマツの黄葉を見に蓼科に行くことになりました。予定を一日ずらした甲斐があって当日は穏やかな晴天になりました。沿道の紅葉を眺めながら、空いた高速道路を諏訪目指して走ります。八ヶ岳の緩やかな裾野は赤褐色の帯を巻いたよう。頂きの連なりは雲に隠れていて、山との対面は明日に期待することにしました。
次の朝、カラマツの林を抜けて蓼科湖まで散歩。踏みしめる枯葉の乾いた音、黄金色に輝くカラマツの落葉、いつまでも歩いていたい心地よさでした。流れ雲が過ぎて日差しが戻ると、辺り一面ぱーっと明るくなります。観光シーズンが過ぎた湖周辺は、ガラーンと静まりかえっていました。湖畔を半分ほど回ったところにあったミニ遊園地。近づくとスピーカーから急に音楽が流れだしました。どこかで見ていた係員がお客だと思ったみたいです。賑やかな音でしたが、人がいないとどこか寂しくも聞こえました。
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