プロフィール

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名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。

2018-02-01

山の帰り道


< 牛飼い P15 2017.8 >

昨年8月、スイスのアルプスに近い処に1週間ほど滞在しました。晴れた日、ロープウェーで 2,650 m の山に上りアルプスの峰々を眺めました。余力十分だったので帰りは歩くことにしました。しかし下りの砂利道をスニーカーで歩くのは楽ではなかったです。しかし、その地域で一番大きな街、クールが一望できたりと、いいこともありました。

半分ほど下り、幾分なだらかな場所に来ると、牛が数頭づつかたまり寝そべったり草を食んでいました。そこで遭ったのが今回の絵にある人です。夏の間 放たれている牛を見回っているそうす。種付けをした牛だそうで、秋の終わりに麓の牛舎に戻ったあと出産するのだと話してくれました。数なのか健康状態なのか分かりませんが、周囲の牛をしばらく見渡したあと、軽快に山道を横切り丘の向こうに消えていきました。
  

2018-01-01

孫とコラボ


< A2サイズ 2017.11 >

新年おめでとうございます。2018年のスタートです。

昨年11月、「孫と年賀状を作ったらさぞ愉快じゃないか」のアイデアから、cafe SweetJAM の仲間たちが、夫々の趣向を凝らした作品を完成させました。

わたしの小2と小6の孫は遠い所に住んでいるため、描いてもらった干支の絵は、今風にネットで送ってもらいました。それ等に数年前のスケッチを組み合わせ、出来上がったのが今回のコラージュです。同じテーブルで一緒に作業できたらもっと面白かったかもしれませんが、絵でやり取りできたのは楽しかったです。下の方はまだ天真爛漫に描いていました。いっぽう上は、いつの間にか影を付け奥行きを出しています。2人の描き方の変化に気づくいい機会でもありました。

今年もお付き合い、よろしくお願いします。
  

2017-12-01

リンデンホーフの坂道


< リンデンホーフの坂道(チューリッヒ) F10 2017.8 > 

チューリッヒを訪れたときのスケッチです。待合せまで時間があったので、ローマ時代に砦があったという、街の中心にあるリンデンホーフの丘に行きました。低い丘ですがリマト川越えに街が一望できる所です。

夏だというのに気温13℃と寒い日でした。公園に着いて間もなく雨は上がりましたが、それでも東の空には重たそうな雲が残っていて夕方のようでした。それに風が冷たい。早々に切り上げ、坂を下った先にあるフラウ・ミュンスター(聖母教会)に入って一休み。シャガール作のステンドグラスを見ながら暖が取れました。
  

2017-11-01

もうすこし秋晴れを


< 秋の草花 F6 2016.10 >

2週続けての台風にはうんざりでした。台風といえば字のごとく強風のはずですが、私が住んでいる辺りは大した風は吹かず、参ったのは連日の雨でした。八つ当たりするわけではないですが、週間天気予報はけっこう外れることが分かりました。高価なスーパーコンピュータといえど1週間先の予測は難しいみたいです。

台風が去ったと思ったら今度は北から雪の便りが聞こえてきました。こんなに目まぐるしく季節が進むと、以前 描いた「秋の草花」の出番が無くなってしまう。そんな気持ちから今回の絵を選びました。
  

2017-10-01

山あいの湖水

< 湖水(スイス・アローザ) 油彩 P15 2017.8 >

  8月の半ばというのにここの水は凍えるような冷たさで、くるぶしをちょっと浸けただけで泳ぐのは迷わず断念しました。せっかく着用してきた水着の出番はありませんでしたが、代わりに継ぎ足したメモ用紙にスケッチする時間が出来ました。
  そびえ立った岩山に囲まれた標高2,000mほどにある小さな湖水です。バス停から緩やかな小径を30分ほど登ったところにありました。スイスでは湖や川で泳いでいる人をよく見かけましたが、さすがここでは肩まで浸かって泳いでいるのは一人だけでした。
  どこから下って来るのか、ときどき対岸をMTBが疾走していきました。それを追っかけるように、ちぎれ雲の影が過ぎていったり、風が湖面を光らせていきました。無声映画のようにとても静かでした。