プロフィール

自分の写真
名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。

2019-06-01

No More Princess Dress

[  "A girl in tights"   Oil   F10   2019.5  ]

Last time she sit for my painting model was 2014. I posted the work as "After homework" to this blogs (i.e. 2014.7 and 2014.10). However she did not like the work, even she sobbed to look at it because she was with T-shirts and short pants. She wanted to dress up with the ones princesses would usually put on. When I asked her to sit for my paint this time she immediately smiled and nodded to me. I felt relieved. 

She has been in a hip-hop dancing team of her town for years. I watched video several times where she danced hip-hop with other girls on stage. When she first started dancing she was on a back row. Now she dances on a front row. It is not difficult to find out that she does it with big confidence these days. I believe this is one of the reasons why she willingly agreed to be a painting model for me. She no longer needs princess dress.
   

2019-05-01

夢のまた夢


< 旧松重閘門 油彩 F6 2019.4 > 

名古屋に行ったついでに山王にある、子供のころ時々見た松重閘門(まつしげこうもん)を訪ねました。昭和の初めに建設された松重閘門は、堀川と中川運河の水位差を調整するためのゲートでした。わたしが見たのは、船舶の往来がピークになった1964年の少し前。2対ある閘門の真ん中を走る路面電車の窓からでした。水運で運ばれた材木が辺りに積まれていましたし、煙突のある製材所も記憶に残っています。

閘門は歴史記念として保存されていますが、ゲートはコンクリートで固められ、その間の水位調整の部分は埋められて草が生えていました。市電が走った道は拡幅され、高架の高速道路が閘門の塔を見下ろすように走っています。もはや2対の塔を同時に見ることはできなくなりましたが、いつか、観光船がこの閘門を通り、2つの運河を往来する光景を想像してみました。夢のまた夢です。
  

2019-04-01

御茶ノ水の小さなカフェ


< 読書 油彩 P10 2019.3 >

早くも4月。1週間前にソメイヨシノの開花宣言があったのに、その後の真冬並みの寒さのせいで足踏み。この辺りの満開はやはり4月に入ってからのようです。やはり年度の替わり目に咲く花なのでしょうか。

卒業や異動なんかで味わう別れの気持ちはほとんど忘れかけていましたが、先月、わが身に起こりました。本当に久しぶりです。8年前からしばしば利用してきた、御茶ノ水にあった小さなカフェが閉店しました。仲間が集まるときは便利な場所でした。東京周辺に散らばる仲間にはちょうど良い距離だったし、小さいながらも大抵は空いていてゆっくりできたから。金箔、ミニ屏風、書、粘土、絵、装丁の仕方などを聞いたり、実際に作ったりして楽しく勉強させてもらった、さながら教室でした。また何回か 水彩画、思い出の版画、油絵などを展示させてもらったことも忘れられない。展示中は店のHさんが面倒を見てくれたおかげで、カフェに張り付かなくてもよかったのは大助かりでした。そんな場所だっただけに無くなったのは寂しい。
  

2019-03-01

記憶の中の夕焼け

< エゾ駒の記憶 F6 油彩 2019.02 >

まだ寒いのと スギ花粉が飛び始めるこの時期、どうしても室内で描くことになってしまいます。今回のは、学生のころ制作した版画を油彩に描き直したものです。

夏、北海道を旅した帰りに見たエゾ駒ヶ岳(たぶん正式には北海道駒ヶ岳)です。夜の青函連絡船に乗ろうと函館に向かう車窓から見たもので、山全体が夕焼けに包まれて強烈な印象として残りました。大地が天空を映しているか、天空が大地を映しているのか、、近ごろこんな夕焼けにお目にかかれません。元になった版画も下に掲載しました。


< エゾ駒 木版画 3色刷 62x40cm >
  

2019-02-01

下田の浜辺

< 浜辺にて 油彩 P10 2019.1 >

松林越しに日の出が見えました。鈍いドーン、ドーンという音が聞こえてきて、打ち寄せる波は高そうでした。陽が登りきってから浜辺に出てみましたが、波は撫でるように穏やかで不思議でした。2時間ぐらいのうちに凪ぎになったのか? 日の出頃の静寂さのせいだったのか? それとも夢見心地だったのか? 理由はともあれ穏やかな浜辺でよかったです。

下田では道路脇の田んぼに菜の花が咲いていました。水仙祭りのポスターも目に入りましたが、まだ1月、吹く風は冷たい。南の地に来たんだから春を先取りするのも悪くないと思う反面、どこか裏切られる気持ちもありました。けっきょくポスターを見ただけで終わり、その分ゆっくりできました。

伊豆の海岸は溶岩性の黒っぽい岩ばかりですが、下田の周辺には、ここ弓ヶ浜をはじめ白い砂浜が点在しています。明るい海の向こうに伊豆七島の島影が良く見えました。三宅島は海に沈んでいるようで頭をすこし覗かせるだけ。八丈島はさすが遠くて全く分かりません。地球が球体である証を見るようでした。