プロフィール

自分の写真
名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。

2022-10-01

遠い再生のとき

< 再生のとき・ウクライナ 油 F30 2022-7-27 >

今回の絵は、7月1日に投稿したスケッチを題材に描いています。先月開かれた地元の展覧会に出品しました。

身勝手な理由でロシアが侵攻し、7カ月が過ぎたウクライナ。1日でも早い戦争終結と再生の光が見えて来ること、そして人々に笑顔が戻ってくるのを願いながら描きました。しかし、残念ながら前途は長く厳しそうです。ロシア軍の予備役部分動員が国内の反発を招いているようですが、どれだけ大きな力になるのか気がかりです。
  

2 件のコメント:

おおこうち さんのコメント...

昨日、ゴルビー追悼で8年前のインタビューをNHKでやっていた。ちょうどクリミア半島占拠の頃だと思うけど。ウクライナとロシアはいつ火が吹いてもおかしくない。紛争の初期に鎮火しないともう止められない大火になる。。。というようなことをいっていた。今回、世界の主導者たちが初期消火に失敗したということだろうけど、ロシアに彼の後を継ぐようなグループは存在しないのかなぁ // ( NHKがらみで)笑えない数学が終わったね。どんな風に料理するのか、興味津々だったけど、やっぱり東京図書のロシアの教科書の翻訳と同じだったなぁ。優しい言葉で、見かけはやさしく書いてあるけど、結局、難しいものは難しい。理解できないなぁ。

Mizuno さんのコメント...

かってソ連鉄鋼業を語るときに必ず出てきたのはクリボイログの鉄鉱石とドネツ炭田で、今回のウクライナ侵攻の激戦地となったマウリポリ製鉄所やドンバス州そのものである。ロシアの約半分の鉄鋼生産の規模である。農業でも小麦、ひまわりなどかってソ連邦の中で大きな役割を担っていた。超大国ソ連の国家基盤はこのウクライナの経済規模で大きく見えていた。プーチンは「ウクライナの西側への傾斜はロシア国家存亡の危機」と言っているが、軍事面だけでなく経済面でも米中EUとの差の拡大に焦っている表れだろう。天然資源と農業で成り立っているこの国の社会・経済の本質的な構造改革には時間と智慧と金がかかる。東西の火薬庫と分かった上で火を投げ入れたロシアの現実の焦りがなかなか報道されない。それがこの問題の先を見にくくしている一因だと思う。
//翻って我が国はどうか?少子高齢化・産業構造変化の遅さ・財政赤字、さらには外交安全保障、卑近なところでは財源に言及しないばら撒き支援策。これらが日本を「遠い再生のとき」にしていないか。ロシアを以って「他山の石とする」この使い方がどれだけ政治家にわかるかなぁ?(M)