< ヒナゲシと麦畑 F10 2017.7 >
花の時期はとっくに終わって、いまは枯れた茎に芥子坊主が残っていると思いますが、道端に雑草化したヒナゲシをよく見かけるようになりました。ナガミヒナゲシというらしいです。原産地は地中海沿岸なので外来種ということになりますか。花は綺麗だし、さほど困った問題を起こしていないのか、駆除騒動は聞きません。
もうだいぶ前になりますが、初夏、スイスのバーゼル郊外に滞在したことがありました。スイスというと夏でも雪がのこるアルプスのイメージがありますが、バーゼル辺りは平で、せいぜいなだらかな丘陵が周りに見えるだけです。麦畑がどこでも見られ、実りの時期になっていました。目を惹いたのは、その麦畑の中にいっぱいヒナゲシが咲いていたことです。濃いオレンジ色が麦畑から浮き立つ光景は力強く壮観でした。さて、ナガミヒナゲシは日本ではどんな風景を作ってくれるのでしょうか。
もうだいぶ前になりますが、初夏、スイスのバーゼル郊外に滞在したことがありました。スイスというと夏でも雪がのこるアルプスのイメージがありますが、バーゼル辺りは平で、せいぜいなだらかな丘陵が周りに見えるだけです。麦畑がどこでも見られ、実りの時期になっていました。目を惹いたのは、その麦畑の中にいっぱいヒナゲシが咲いていたことです。濃いオレンジ色が麦畑から浮き立つ光景は力強く壮観でした。さて、ナガミヒナゲシは日本ではどんな風景を作ってくれるのでしょうか。
2 件のコメント:
時々開いて楽しませていただいております。
Kazrosさんの「つれづれ スケッチ」は、頭の中に色々なことが連想発展してくるので、いつもとても楽しみに拝見しております。
娘達がまだ小さい頃、開店間もない近くの西友河辺店の屋上で、アグネス・チャン(日本名:金子 陳 美齢:偶然長女の名前は玲美)が、「ひなげしの花」を、歌っていたのを思い出します。ウォルマートグループ入りして、堤清二(辻井 喬)のセゾン文化が消滅したのは寂しいですが。
雑草化したヒナゲシというと、絵本作家の甲斐信枝を思い浮かべます。
孫娘が、小さい時から草木や雑草やそのタネにとても興味を持っているので、「ざっそう」「たねが とぶ」「雑草のくらし あき地の五年間」「のげしと おひさま」などを昨年誕生日プレゼントに送り喜ばれました。絵も好きで、Kazrosさんのご指導を仰げれば幸せだろうと思います。(父親はスイス、ドイツなどヨーロッパ方面へ、ほとんど隔月くらいに学会出張しています)
今年は朝日新聞が、「旅情詩人」「昭和の広重」などと呼ばれる川瀬巴水の作品を毎月配ってくれます。(昨年は明治、大正、昭和にかけて風景画家の第一人者吉田 博)。これらを見るたび、Kazrosさんの「つれづれ スケッチ」を連想します。
このお盆に、名古屋へ行った折、偶々上前津を通りかかり、小中高が同じだった(クラスは別)S.K君のところに立ち寄ったら、壁に広重シリーズを展示していて、ミニ画廊のようなところでした。
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