油絵 F10 <絵をクリックで拡大>
用があって熱海に出かけた次の朝、真鶴半島の付け根のようなところにある福浦漁港に寄ってみました。いつも漁港の下を走るバイパスを使っていたので、この日が初めてでした。国道から海側へ下る急で細い道の終点にありました。日差しは眩しかったですがすごい風。そのためかひっそりとしていて、すれ違う車がなく難なく着けました。
冷たい強風をさけるため防波堤の陰に入ってのスケッチでした。トンネルになっているためバイパスの喧騒はまったく感じられません。目の前には時間がゆっくりと過ぎる小さな漁港があるだけでした。その時は分からなかったのですが、正面にあるチョコレート色の塔はトンネルの換気塔のようで、これがかろうじて地下と地上の全く違った世界をつなぐヘソみたいなものに見えます。
2時間ばかりの間に体がすっかり冷えてしまいました。お腹も空いたし何か食べようと漁港の奥にあった「みなと食堂」を覗いてみると、、なんと定休日。海が時化(しけ)て船が出ないと休みになるそうなので、たぶんそうだろうと勝手に想像することにして、味は次回の楽しみにすることにしました。
4 件のコメント:
一瞬ね、「あれっ、いつの間にか我が家の猫様が出張しとる。。。あっ、間違えて。犬だ。いや、烏人か?。。。ありゃ、カッパを着た、釣りのおっさんかぁ。」(失礼しました)
注目してもらうテクニックになるんだと気がついたよ。
近頃の作品の傾向として色使いが暗いなと思っていました。 でもこの作品は明るく軽快で、なにかほっとした温かみがあって画面がクリアーでとてもいい感じですね。ホントは寒々した風景なんでしょうけども。
okazu さん、そうですね、特に心境の変化はないですが、これまでより明るくなりました。港内の澄んだ水面が輝いていましたよ。
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