プロフィール

自分の写真
名古屋生まれの名古屋育ち。絵との付き合いは、油絵を始めた高校時代。仙台にいた頃は友人と木版画に熱中。社会人になって遠ざかったものの、退職を期に再スタート。水彩、油絵と、もと来た道を楽しみながら続けています。

2016-05-01

熊本地震で思うこと


< 桜のころ・愛川町中津川 F6 >

熊本の地震がなかなか収まらないのが気になります。ニュースを見ていて幾つかのことを考えました。5年前の東北地方太平洋沖地震(正式名称はこうだそうです)。私が住んでいる辺りは震度5弱(=4.7)でした。震度7とは一体どんな揺れだったのでしょうか。もう一つはドローン。迷惑モノのように報道されてきたのが今度は大活躍。身軽なフットワークで上空から災害現場を撮ってくれ、救出や調査に役立っているはずです。
 
地震大国の日本。分かっている活断層だけでも2,000以上あるそうでが、それが仮に数百年周期で動いたとしても、相当な数の災害が起る勘定です。穏やかに見える所でも いつ起るか分かりません。出来ることは日頃からの防災意識と備えだと教えてくれる熊本地震でした。

4月上旬、相模川の支流、中津川の河川敷にあるキャンプ場で描きました。前日は春の嵐でしたが、この辺りの桜は持ちこたえたようです。水量が多くて濁った川の流れが、桜や山の芽吹きの色合いと好対照でした。
  

2016-04-02

春の日差し



< 牧場の春 油彩 P10  >

東京の桜が満開だと聞いたとおり、昨日皇居近くを車で通ったら綺麗に咲いていました。

一週間前に出かけた牧場の桜はもう咲き始めたでしょうか。神奈川県の水瓶、宮ヶ瀬湖近くの牧場です。10度に届かない寒い日のわりに日差しが明るくて、牧草を食む家畜はのんびりと尾っぽを振っていました。昼ごろには日が陰って辺りの雰囲気がガラッと変化。でも、絵の調子が決まったし、風邪を引く前に退散しました。

今日、4月4日から御茶ノ水のSweetJAMで3回目の二人展。昨年描いた作品を中心に6点展示します。そんなわけでしばらく行ったり来たり、時間が取れなくなるので昨夜は筆を進め、ほぼ仕上がりまで持って行きました。
  

2016-03-01

梅の香り

< 梅畑 F10 >

近所にある小さな梅畑です。10本ほどあってちょうど満開でした。花がない2月の中頃とあってよく目立ちます。

梅の木に囲まれて描いていたら 透き通るような微かな香りがしました。これが梅の香り? 鼻の感度には自信がないけれど、そうだと信じることにしました。 塊として白梅をじっと見ていて気がつきました。色はハナミズキのようなベタ白じゃなくて、かといって色といえる色でもない。わずかばかり薄橙が滲み出しているみたいです。

赤い帽子を被った近くの保育園の園児が列をなして入ってきました。「こんにちは」、「なにしてるの」、いっとき賑やかになりました。いろんな色が一面に溢れだしたみたい。
 

2016-02-01

H君の肖像画



< H君の肖像 F4 >

古希になったH君から肖像画を描いて欲しいといわれ、正月明けにという約束をしていました。今更どうして肖像画なのかとも訊けないのですが、その年令にもなると何か生きた証拠が欲しくなるのでしょうか。勝手にそう推し量りながら、モデルになったH君を小さめのキャンバスに写しました。

自分の顔を鏡に映すのは日に一二度ありますが、ヒゲを剃るとか、髪の毛を梳くとか、顔を眺めること以外の目的があってのことです。いつも意識しないので、何か異常がない限り注意を向けません。そんなふうにして長い間生きてきたのですから、立ち止まって、ちょっとの時間自分の顔を眺めると、何か新たな発見があるかもしれない。それに、知っている人が鏡代わりになって描く顔となると、写真とは違った趣があるでしょう。節目の肖像画を描きながら考えてみました。
 

2016-01-02

健康志向の人たち


<晩秋の散歩道 F10>

明けましておめでとうございます。今年もお付き合いをよろしくお願いします。

ここ5,6年、よく出かける所の近くに県立公園があります。知っていましたが前を通るだけでした。先月、スケッチのため園内に入りました。クヌギ、コナラ、シラカシの大木の林がありました。木道脇でリュウノヒゲの青紫色の実を見つけました。これが相模野の原風景なのかもしれません。40年ほど住んでいますが、身近で見かける機会は少なくなりました。

遊歩道の片隅が今日の場所。描いていると(同年代の)散歩中の人たちが時々声を掛けてくれました。こちらの質問にも答えてもらって、全周していないのに園内の大体の様子が分かりました。一周すると40分かかる。資料館は坂を下りた先にある(トイレの場所が分かるので大切です)。雨でなければ毎日歩いている、とか。どの人たちの声も明るくて弾むような響きがありました。